個人的に調べて感じたことを書いております。
それゆえに表現などでおかしな点がありましたらコメントやメールでお知らせください。そもそもTNRについて知ったのはどこかの記事を書いていた時で、その際、これなんだろうがそもそもでした。
日本では「地域猫」の方が馴染み深いのかなと思いますが、このTNRもここに含まれる、基前提行為です。
正しく理解することは、そこの地域での猫の個体数がむやみに増えないということ、そして猫が事故に遭ってしまう可能性を下げることになり、強いては地域での迷惑行為も減ることに繋がります。
確かにこう書くといい事のように聞こえますが、実際は大変な手間がかかります。
捕獲器を使って外にいる子を捕まえることから開始します。
個人で持っている方や市町村区で貸し出ししてもらえることもあるようなので問い合わせてみてください。
捕まった子は病院に行き、避妊・去勢を行うわけですが、これにはちゃんとしたメリットがあります。
手術することでスプレー行為、オス同士の喧嘩、病気に対しての予防、数を増やさないためにも必要ですし、攻撃性を抑える効果もあります。
うちにいた犬ですが、避妊をしていなかったことで晩年がんを発症させかなり大変な思いをさせたことがあります。
ここで行なって欲しい事が耳カットです。
地域によって異なることかと思いますが、そのカットがあれば仮に地域に帰った時も、すぐに避妊・去勢済みとわかり、お腹を再び開けて・・ということがなくなります。
ピアスだとどうしても外れてしまってわからなくなるので、耳カットの方が確認もとりやすのでそっちをお勧めします。
病院で手術中に行なってもらうので、特に痛みも感じることはないです。
最初は見た目的に痛そうに見えますが、猫たちは気にしていないので大丈夫だと思います。
(うちの場合は縫ったところが気になっていた・それどころではなく調子が悪く寝込んでいた)
避妊・去勢をするのはむやみに頭数を増やさないことと病気感染のリスクを減らすためとスプレーなどの行為をなくすために行うものです。
実際に猫や犬の出産を見たことのある人ならわかると思いますが、一回に3~6匹産みます。
それらを飼うなり、里親を探すと言うのはかなり大変なものです。
九州の方であった遺棄事件のようなことが起こりかねないからです。
上記のような理由があってなのですることを勧めています。
うちにいる猫たちは皆すんでいます。
小さくて無理な子はしておりませんが。
それで少しでも長く生きることが出来ます。
野良猫を捕獲(Trap:トラップ)し、不妊(避妊)去勢(Neuter:ニューター)を施した後、元の所に戻す(Return:リターン または Release:リリース)こと。の頭文字を取ってTNRというそうです。
欧米では地域猫という言葉がなくて、このTNRと言う中の括りに入っているそうです。
地域猫と言うのは、
地域猫とは、飼い主のいない屋外で生活する猫に、と言うことです。
1. TNR(Trap: 捕獲、 Neuter: 不妊(避妊)去勢、Release: 元の場所にもどす) を行った上で
2. エサや水を決まった場所で与え、片付けも行い
3. 糞の掃除を行い
4. 固体識別を行った上で、健康管理を行う
活動のことです。
ただの餌やりは周囲への迷惑に繋がり、なかなかこういう行為が理解されないどころか、かえって誤解を招くことになりかねません。
正しく行えば猫たちの数も管理出来、それ以上増えることもないのです。
殺処分を減らしていくことも大事ですが、こんなふうに地域から変えていくことで動物を飼うということはどういうことか、考えてみてはいかがでしょうか。
参照先 海外の動物愛護活動から学ぶ